ネイル検定受験にあたり、筆記対策がおざなりになっていませんか?
実技対策ももちろん重要ですが、筆記試験を通過しなければ資格を取得できません。
合格するためには、試験内容を把握して正しい方法で問題を解き進めましょう。
今回は、ネイル検定における筆記試験の対策方法や問題の内容について解説します。
ネイル検定の筆記試験とは?
ネイル検定の筆記試験は、ネイリストに必要な知識を問われる試験です。
ネイルは技術が重要ですが、安全な施術には正しい基礎知識が必要不可欠です。
サロンワークでお客様から信頼を得るためにも、筆記試験は重要な採点項目といえるでしょう。
資格取得には実技・筆記両方の合格が必要です。
実技対策も重要ですが、筆記対策も忘れずに行ってください。
ネイリスト検定とは?ネイル資格の種類と合格率・試験内容を難易度別に解説!
ネイル検定「筆記試験」の問題数と出題形式
ネイル検定・ジェルネイル検定の出題形式は、いずれもマークシート方式です。
JNECネイリスト検定では級ごとに問題数が異なります。
JNECネイリスト検定 | 出題数 | 試験時間 |
3級 | 50問 | 30分 |
2級 | 80問 | 35分 |
1級 | 100問 | 40分 |
出題範囲が増えるため、必然的に問題数も増加します。
比例して試験時間も長くなりますが、焦らず1問ずつ回答すれば時間内に終わるでしょう。
一方、JNAジェルネイル検定は、いずれも30分間で60問を解く試験です。
JNAジェルネイル検定 | 出題数 | 試験時間 |
初級 | 60問 | 30分 |
中級 |
主な試験内容はネイルに関する基礎知識で、ネイル検定の内容と重なる内容もあります。
ネイル検定と同時に学習すれば、一度に2つの筆記試験対策を進められるでしょう。
ネイル検定「筆記試験」の合格ラインは何点?
ネイル検定・ジェルネイル検定の合格点は、いずれも100点満点中80点です。
例えば、JNECネイリスト検定3級の場合は50問中40問正解すれば合格できます。
実技試験の合格点は別途基準が設けられており、筆記との合計点数では評価されません。
それぞれの基準を満たす必要があるため、筆記試験80点未満は不合格になります。
ネイル検定「筆記試験」の内容
ネイルを学ぶなら、まず取得しておきたい資格がネイリスト検定とジェルネイル検定です。
こちらでは、上記2つの試験内容を紹介します。
JNECネイリスト検定|3・2・1級の試験内容
ネイリスト検定では、級があがるごとに出題範囲が広がります。
試験内容 | |
3級 |
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2級 |
|
1級 |
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級があがっても基礎知識が問われるため、3級で学んだ内容は忘れないようにしましょう。
ネイリストが持ってるといい資格5選!取得方法と学習方法を解説
JNAジェルネイル検定|初・中・上級の試験内容
ジェルネイル検定では、ネイルの基礎知識に加えてジェルネイルに特化した問題も含まれます。
試験内容 | |
初級 |
|
中級 |
|
60問中50問がネイルの基礎知識、残る10問でジェルネイルに関する知識が問われます。
問題の比率を考慮すると、基本的な試験内容はネイル検定と同様です。
なお、ジェルネイル検定上級では、筆記試験がありません。
中級まで対策しましょう。
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ネイル検定試験対策におすすめの本
筆記試験合格を目指すなら、テキスト選びも重要です。
まずは以下の本をチェックしてください。
ネイリスト技能検定試験 公式問題集
JNECネイリスト検定を受けるなら、公式問題集を必ず購入しましょう。
各級ごとにA~Eまでの5パターンの問題が掲載されており、当日はいずれか1つのパターンが出題されます。
内容もそのまま出題されるため、問題集をマスターすれば合格できますよ。
公式問題集の購入方法
問題集はJNEC日本ネイリスト検定試験センターの公式HPから購入可能です。
基本的に通販サイトでは取り扱いがないため、こちらから入手してください。
ネイル検定「筆記試験」おすすめの勉強法
筆記試験に合格するためには、問題集を繰り返し解いて内容を理解することが大切です。
記憶力に自信がなくても、以下の手順なら無理なく合格を目指せるでしょう。
- 公式問題集を解く
- 丸付けをする
- 間違っていた項目を教科書で確認する
- 再度同じ問題をすべて解く
ただし、1度解いただけでは記憶に定着しません。
日にちを空けても覚えているか、繰り返し問題を解いて確認してください。
公式問題集には5パターンの問題が掲載されているため、毎日1~2パターンずつ回答してローテーションするとよいでしょう。
ネイル検定「筆記試験」の注意点
しっかり対策をしていても、ケアレスミスには要注意です。
以下では、失敗の多い3つのポイントを解説します。
筆記用具を忘れない
試験に必要な筆記用具は、当日受験者が持参します。
筆記用具忘れは減点対象になるため、下記の道具は忘れずに用意してください。
- 鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)
- 消しゴム
ボールペン・サインペンは試験で使用できません。
消せるボールペンも認められていないため、持ち物の準備も念入りに行いましょう。
マークシートの塗り間違いがないか確認する
公式問題集を繰り返し解いても、マークシートを使う機会はあまりないですよね。
本番は焦りやすく、マークシートがの回答欄がずれていることに気付かないケースもあります。
ケアレスミスで不合格にならないように、設問と回答欄の番号が一致しているかをこまめに確認しましょう。
すべての回答が終わった後も、最後にもう一度確認することがおすすめです。
問題集のコピーは会場持ち込みNG
公式問題集のコピーは禁止されています。
私的利用であっても無断複製とみなされるため、注意されてしまうでしょう。
試験直前に確認したい場合は、問題集自体を持参してください。
ネイル検定筆記試験「免除」について
筆記試験のみ合格した場合、次回の検定試験では筆記試験が免除されます。
再受験時は実技にしぼって対策できるでしょう。
次の試験に申し込む際は、筆記免除入力欄に前回の受験番号を入力してください。
ただし、2~3期前の試験など、対象期間外の試験は筆記免除になりません。
実技試験のみ落ちた場合は、次の試験で確実に合格できるように対策しましょう。
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ネイル検定試験対策アリ!東京で人気のネイルスクール3選
合格できるか不安なら、検定対策が充実したネイルスクールを選びましょう。
今回は東京で人気のあるおすすめネイルスクール3選をご紹介します。
ヒューマンアカデミー
通学が難しい場合は、オンライン指導にも力を入れているヒューマンネイルアカデミーがおすすめです。
通信講座を展開するスクールのなかでも、検定対策が充実しています。
- オンラインレッスンでも検定対策ができる
- 過去の授業を動画で確認できる
- 模擬試験を随時開催
クラス担任制が採用されており、オンラインレッスンでも疑問を解消できるでしょう。
無料のプライベートレッスンを開講しており、筆記試験のポイントをマンツーマンで質問できる点も魅力です。
模擬試験は他のスクールでも実施していますが、ヒューマンアカデミーならスクール生以外も受講できます。
独学で受験する人は、模擬試験のみ参加してもよいでしょう。
アフロートネイルスクール
筆記対策が不安なら、過去の出題傾向をもとにオリジナル問題集を配布しているアフロートを検討しましょう。
大手ネイルスクールならではの分析力をもとに、筆記試験対策ができます。
- オリジナル問題集を配布
- 検定対策は本部認定講師が実施
- 合格するまで無料レッスン・アドバイス
アフロートの検定対策講座は、JNA認定講師のなかでもレベルの高い本部認定講師が実施しています。
トップネイリストから指導を受けることで、より正確な検定内容を把握できるでしょう。
検定保証制度があるため、合格できるか不安な人にもおすすめです。
ネイルスクールシンシア
ネイルスクールシンシアも検定合格保証付きです。
万が一不合格でも無料補修を受講できるため、安心して通えるでしょう。
- 不合格なら合格するまで無料レッスン
- 検定に特化したコースを展開中
- 少人数制で分からないことはすぐに質問できる
ネイルスクールシンシアは検定対策コースが豊富で、自分が取得したい資格に絞って学べます。
費用を抑えて対策できるため、通学費用に悩むあなたにもおすすめです。
また、ネイルスクールシンシアでは個人のレベル・目的に応じてクラスを分けています。
1クラスの人数が限られており、疑問点はすぐに解消できるでしょう。
同じ目標を持つ仲間と検定に臨める点も魅力です。
ネイル検定の筆記問題に関するよくある質問
検定に関する疑問点は、早い段階で払拭しましょう。
こちらでは、筆記試験に関するよくある質問に回答します。
ネイル検定の筆記試験だけ受験することは可能?
ネイル検定は筆記試験のみ受験することができません。
筆記のみ不合格だった場合でも、次の試験では筆記・実技両方の受験が必要です。
ただしJNAジェルネイル検定では、以下の条件を満たしていれば実技試験の第一課題が免除されます。
初級 |
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中級 |
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取得済みの資格がある場合は、申込時に合格認定番号を記載しましょう。
実技の第二課題と筆記試験に集中して取り組めるため、対策しやすくなります。
ネイル検定の筆記試験だけ合格するとどうなるの?
筆記試験のみ合格した場合、次の試験では筆記が免除されます。
次回の検定申込で必要になるため、前回の受験番号は控えておきましょう。
ただし、筆記が免除になったとしても、検定価格の割引はありません。
受験料は変わりないため、一発合格を目指しましょう。
ネイル検定筆記試験の勉強時間はどのくらい必要?
筆記試験の勉強期間は、最低でも2か月ほど見積っておきましょう。
1か月目はネイルに関する基礎知識・理論を学び、2カ月目には公式問題集を解くことがおすすめです。
公式試験問題集を1パターン解くためには、約30分程度かかります。
一度にかかる時間は短いものの、5パターンの内容をすべて頭にいれるには、毎日の積み重ねが必要です。
1日30分だけでもよいので、毎日繰り返し問題を解き合格を目指しましょう。
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「昔から座学が苦手」「本番で失敗しそう」と不安を抱えているなら、スクール通学を検討しましょう。
過去の試験内容や受験者を見てきたネイルスクールでは、的確な指導が受けられます。
独学では知りえないポイントを把握できるため、周囲よりも一歩進んだ検定対策ができるでしょう。
今回ご紹介したスクールでは、いずれも体験入学・見学会を実施しています。
自分に適したスクールを見つけて、ぜひ一発合格を目指してください。
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