「好きなネイルを仕事にしたい。でも、もうおばさんだし無理?」
そのような悩みはありませんか。
「ネイリストは若い女性の職業」というイメージが先行しており、年齢を理由にネイリストになる夢を断念する方も少なくありません。
そこ本記事では、おばさんでもネイリストになれるのかを解説します。
年齢を重ねてからネイリストになるメリットや働き方などを紹介するため、ぜひ参考にしてください。
おばさんでもネイリストになれる?年齢制限があるの?

結論からいうと、おばさんでもネイリストになれます。
ネイリストに年齢制限はないため、「○○歳だからネイリストにはなれない」という決まりもありません。
ただし、ネイリストの平均年齢は20〜30代で、サロンにもよりますが40代以上は少ないです。
その背景として、ネイリストが重労働なことが影響していると考えられます。
ネイリストは1日中座りっぱなしで細かい作業も多いため、年齢を重ねると体力的に厳しと感じる方もいるでしょう。
また、お客様の年齢層が比較的若く、ネイルのトレンドも日々移り変わっていきます。
体力に自信があり、かつトレンドを追いかけていける方なら、いくつからでもネイリストを目指せるでしょう。
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おばさんがネイリストになる5つのメリット

実は、年齢を重ねてからネイリストを目指すメリットもあります。
おばさんがネイリストになるメリットを5つ紹介します。
子育てが落ち着き仕事に専念できる
おばさんがネイリストになる1つ目のメリットは、子育てが落ち着き仕事に専念できることです。
子どもが小さいうちは体調不良や学校行事が多く、仕事を休んだり早退したりしなくてはいけない機会が多いでしょう。
個人差はありますが40代・50代になると子どもが手を離れるケースが多いため、フルタイムで働きやすくなります。
産休・育休後も働ける
高齢出産をする方の場合、産休・育休後も働けるメリットがります。
女性が働きやすい環境が整ってきたとはいえ、出産を機に仕事をや得ざるを得ないケースは少なくありません。
ネイルサロンは女性スタッフが多いため、産休・育休にも理解がある傾向にあります。
出産後も職場復帰しやすいのは大きなメリットです。
転職に困らない
ネイリストは転職に困らないメリットもあります。
厚生労働省の調査によると、45~49歳女性の転職入職率は12.7%です(令和元年)。
25~19歳女性の転職入職率は25.4%となっており、年齢を重ねるほど転職が難しくなることが分かります。
参照:厚生労働省
ネイリストは資格や実績が重視されるため、40代以降も転職しやすいのが魅力です。
また、講師や独立開業などサロン勤務以外の働き方も選択できます。
同年代のお客様から支持を得やすい
一般的なネイルサロンは20~30代のお客様が中心ですが、40代以降のお客様が来店するケースもあります。
スタッフもお客様も若い世代しかいない場合、40代以降のお客様は「通いにくい」「気まずい」と感じるかもしれません。
もし40代以降のネイリストが在籍していたら、同年代のお客様が通いやすくなります。
年齢が近いほうが会話が弾みやすいため、指名を入れてくれる可能性もあるでしょう。
年齢制限を気にせず仕事が続けられる
ネイリストには定年がないため、年齢を気にせず仕事が続けられます。
中高年向けのネイルサロンに転職する、自宅サロンを開業する、講師として働くなど、工夫次第で60歳以降も働けるでしょう。
おばさん世代ネイリストの働き方!

一口にネイリストといっても、さまざまな働き方があります。
一般的におばさんと呼ばれる世代のネイリストにおすすめの働き方を5つ紹介します。
年齢層の高いネイルサロンに就職する
1つ目の働き方は、年齢層の高いネイルサロンへの就職です。
一般的なネイリストは、スタッフもお客様も20~30代が中心となっています。
一般的なネイルサロンでも問題ありませんが、中高年向けのネイルサロンならスタッフの年齢層も高くより働きやすいでしょう。
独立・自宅ネイルサロンの開業
2つ目の働き方は、独立・自宅ネイルサロンの開業です。
自宅サロンなら、営業日や営業時間を自分の都合に合わせて設定できます。
自分の好きなペースで働けるため、体力的に不安がある方も安心でしょう。
出張ネイリストとして働く
出張ネイリストとは、お客様の自宅や介護施設などに出向いて働くネイリストです。
働く時間や場所などを選べるため、家事や育児とも両立しやすいでしょう。
50代・60代と年齢を重ねても、体力と相談しながら自分のペースで無理なく働けます。
シェアサロン(面貸しサロン)で働く
シェアサロンとは、ネイリストや美容師などに対して有料でスペースを貸し出すサービスです。
シェアサロンは使いたい時のみ利用できる「時間貸し」の所が多く、店舗を借りるよりもランニングコストが安く済みます。
また、必要な設備が揃っているため初期費用も抑えられます。
体力的に長時間働くことが難しい場合は、シェアサロンで無理なく働くのも1つの手です。
ネイルチップを販売する
自宅でマイペースに働きたい方には、ネイルチップ販売がおすすめです。
フリマアプリやハンドメイドサイトを見ると、多くのネイルチップが販売されています。
フリマアプリでの販売価格は500円~1万円程度です。
オーダーを受けてから制作するネイルチップは高額で売れやすいため、有資格者やサロン勤務がある方は月に10万円以上稼ぐことも可能でしょう。
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おばさんがネイリストになるには?押さえておくべき3つのポイント

おばさん世代がネイリストになる方法は、若い世代とほぼ変わりません。
押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
ネイル資格を取得する
1つ目のポイントは、ネイル資格を取得することです。
ネイリストには美容師のような国家資格がなく、無資格でもサロンで働けます。
とはいえ、ネイル資格を持っていたほうが就職に有利です。
独立・開業する場合も資格を持っていたほうがお客様の信頼を得やすいため、ネイル資格を取得することをおすすめします。
技術を磨く
ネイル資格を取得するだけではなく、日々技術を磨くことも重要です。
ネイル業界のトレンドは移り変わりが早く、新しい技術も次々に登場します。
常にアンテナを張り、最新のデザインや技術を取り入れましょう。
正しいネイル知識を身につける
ネイリストになるためには、正しいネイル知識を身につける必要があります。。
正しいネイル知識を身につけるためには、独学・通信講座よりもネイルスクールのほうが効率的です。
ネイルスクールは直接講師の指導を受けられ、分からない所はその場ですぐに質問できます。
独学・通信講座のように誤った知識を覚えてしまうリスクがほぼありません。
おばさん世代におすすめ!東京のネイルスクール3選

東京には多くのネイルスクールがあるため、1校に絞り込むのが大変です。
そこで続いては、おばさん世代におすすめしたい東京のネイルスクールを3校紹介します。
ネイルスクールシンシア

おばさん世代が基礎からネイルを学ぶなら、東京新宿にあるネイルスクールシンシアがおすすめです。
ネイルスクールシンシアは少人数制・フリータイム制を採用しており、社会人でも通いやすくなっています。
高校生からもうすぐ定年という方まで、生徒の年齢層が幅広い点も特徴です。開業サポートに力を入れており、サロンワークを想定したレッスンを行っています。
さらに、集客方法についてのセミナーが充実しています◎
もちろん就職サポートも充実しており、就職率は100%です。
ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーは、全国に22校舎を展開する国内最大級のネイルスクールです。
北海道から沖縄まで全国各地に校舎があり、引っ越しても校舎間の移動が可能となっています。
校舎が変更になった場合、それぞれに合った授業スケジュールを相談できます。
就職率は91.6%と高く、転職・再就職支援も万全で卒業後もずっとサポートしてくれます。
年齢を重ねると就職やハードルが上がりますが、在学中のみならず卒業後もサポートしてくれるのは心強いでしょう◎
黒崎えり子ネイルスクール

黒崎えり子ネイルスクールは東京新宿ほか、全国6校を展開するネイルスクールです。
フリータイム制を導入しており、会社員から主婦までさまざまな方が在籍しています。
生徒の年齢層が幅広いため、40代以降の方も安心して通えるでしょう。
黒崎えり子ネイルスクールでは、万全の検定合格サポートにより検定合格率100%を目指しています。
さらに、スチューデントネイルサロン研修を実施することで即戦力を育成しています。
「物覚えが悪くて検定取得に不安がある」「この歳からサロン就職できるの」などと不安な方も、しっかりとサポートしてくれるので安心です。
おばさんネイリストに関するよくある質問

最後に、おばさんネイリストに関するよくある質問に回答します。
おばさんネイリストは痛い?
一般的におばさんと呼ばれる世代のネイリストは多くいるため、痛いということはありません。
中にはそのように感じたり発言したりする方もいますが、ごく一部なので気にする必要はないでしょう。
ネイリストは何歳まで働ける?
ネイリストに定年はないため、何歳まででも働けます。
体力的にサロン勤務が難しくなっても、自宅サロン開業や出張ネイリストなど働き方を工夫すると働きやすいでしょう。
ネイル資格に年齢制限はある?
ネイル資格に年齢制限はありません。
ネイリスト検定やジェルネイル検定は、義務教育を修了している方なら誰でも受験できます。
ただし、飛び級はできないため、難易度の低い級から順番に受験する必要があります。
おばさんでも心配しないで!ネイリストは年齢に関係なく目指せる仕事!
ネイリストに年齢制限はないため、おばさん世代でも年齢を気にする必要はありません。
むしろ年齢を重ねてからネイリストを目指すメリットも多くあります。
おばさん世代がネイリストを目指すためには、ネイルスクールで正しい技術を身につけることが重要です。
本記事を参考に、あなたに最適ネイルスクールを見つけてください。