ジェルネイル検定初級の資格が気になっているけど、どこから勉強したらよいか分からず立ち止まっていませんか?
ジェルネイル検定初級は、ネイルに対する基礎知識を持つプロであることを証明する資格です。
初級とはいえ、減点事項や失格事項も細かく決められており誰でも簡単に受かるわけではありません。
そこで今回は、ジェルネイル検定初級の資格概要や試験対策について分かりやすく解説します。
この記事を最後まで読み、正しい学習方法や注意点を押さえて一発合格を目指しましょう!
JNAジェルネイル検定初級の試験概要

はじめに、ジェルネイル検定初級の試験内容や受験資格について解説します。
【2024年最新版】JNAジェルネイル検定とは?試験内容と最新日程を公開
【2023年最新】ジェルネイル資格|ネイリスト通信講座おすすめランキング10選
試験内容
JNAジェルネイル検定初級試験は、実技試験と筆記試験が行われます。
実技試験は、第1課題(35分)と第2課題(60分)の2部制です。
ネイルケアとカラーリングを実施し、手順は正しいか、適切なスキルが身についているかを総合的に評価します。
筆記試験は、マークシート形式で行われ制限時間は30分です。
ネイルに関する基本的な知識や施術手順について出題されます。
トータル約3時間の試験となるため、継続的な集中力が必要でしょう。
ジェルネイル検定初級の筆記試験の出題内容は?一発合格を目指す対策ポイント
受験資格
ジェルネイル検定初級は、義務教育を修了していれば誰でも受験できます。
特別な資格は必要ないため、初心者でも挑戦しやすいといえるでしょう。
免除制度について
ジェルネイル検定初級には免除制度が導入されています。
免除内容は次の通りです。
【実技試験】※第1課題のみ免除
以下の資格を所持している場合、第1課題が免除されます。
・JNAネイリスト技能検定3級以上
・JNECネイリスト技能検定3級以上
【筆記試験】
前回と前々回に筆記試験に合格している場合、筆記のみ免除されます。
【試験免除】
JNA本部認定校で60時間以上の規定カリキュラムを修了した場合、試験自体が免除され、受験せずとも資格取得ができます。
免除対象者の可能性がある場合は、早めに確認しておきましょう。
開催日程・開催場所
試験は6月と12月の年2回行われます。
日本ネイリスト協会の公式HPでは、5カ月前から試験要項をしているため受験予定の方は必ず確認しておきましょう。
開催場所は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡です。
なお、開催場所は指定できても受験会場は自分で選択できません。
受験料
受験料は9,900円(税込)です。
開催中止を除き、返金対応は行なっていません。
場所や受験級など、申し込み時に誤りがないようしっかり確認しておきましょう。
また、免除対象者であっても受験料は一律9,900円(税込)です。
JNAジェルネイル検定初級の合格率と合格ポイントは?

ジェルネイル技能検定初級の合格率はどのくらいなのか見ていきましょう。
合格に向けて押さえておくべきポイントも解説します。
合格率
日本ネイリスト協会の公式HPでは、合格率は発表されていません。
そのため正確な数値はわかりませんが、およそ70%前後といわれています。
実技試験、筆記試験ともに100点満点中80点以上で合格です。
テキストを繰り返し読んだり練習を重ねたりして検定対策を行えば、合格できる可能性は十分見込めるでしょう。
合格ポイント
合格するためのポイントは、失格事項や減点事項をすみずみまで把握することです。
ジェルネイル検定は、減点・失格事項が細かく定められています。
減点対象となる行動を避けることで、合格に近づけるでしょう。
それぞれの詳細は、日本ネイリスト協会の公式HPで確認できます。
JNAジェルネイル検定初級|実技試験の手順と詳細

JNAジェルネイル検定初級「実技試験」の流れは、以下の通りです。
- 事前審査
- 第1課題
- インターバル
- 第2課題
上から順に詳しく解説します。
①事前審査(15分)
事前審査は15分間(第1課題免除者は10分間)行われます。
内容は以下の通りです。
- テーブルセッティング
- モデルの爪の状態確認
- トレーニングハンドの状態確認
テーブルセッティングは、第2課題で使用するものを含んだすべての道具を揃えます。
使用が禁止されている道具が出ていると減点になるため、細心の注意を払いましょう。
さらに、モデルやトレーニングハンドの規定が守られているかチェックが入ります。
事前に確認し備えておくことで、減点を回避できるでしょう。
②第1課題(35分)【ネイルケア】
第1課題の時間は35分間で、両手10本に基本のネイルケアを行います。
モデルの爪に赤色のポリッシュが塗られている状態でスタートし、以下のような工程で作業を進めます。
- 手指消毒
- ポリッシュオフ
- ファイリング
- キューティクルクリーン
モデルの爪にポリッシュが塗られていない場合は失格対象です。
不合格にならないためにも、塗り忘れがないように気を付けましょう。
③インターバル(10分)
第1課題で使用したものを片付け、第2課題の準備をします。
使用禁止の道具を出しておかないよう、しっかりチェックしながら整えましょう。
事前審査同様、禁止道具がセッティングされていると失格になるため要注意です。
④第2課題(60分)【ポリッシュ・ジェルカラーリング|ジェルアート】
第2課題の時間は60分で、トレーニングハンドの10本の指に赤色のカラーリングを行います。
内容は以下の通りです。
- 左手5本:ポリッシュカラーリング
- 右手5本:ジェルカラーリング
- 右手中指:ジェルアート
※ベースコート、カラーリング(二度塗り)、トップコートは必須
作業する順番は自分で決められます。
使用するジェルは指定されているため、日本ネイリスト協会の公式HPで確認しましょう。
第2課題では主に、以下の項目がチェックされます。
- キューティクルエリアまで塗られているか
- 端の部分に塗り残しがないか
- 爪先のエッジ部分まで塗られているか
- ムラや凹凸がないか
第2課題のカラーリングは、工程はもちろん仕上がりの美しさも評価されます。
サロンで提供できるようなクオリティを確保しましょう。
また、トレーニングハンドでも実際の人の手のように扱わなければなりません。
関節を無視した不自然な指の曲げ方は減点対象となります。
ジェルネイル検定中級を取得するメリットって?難易度と合格率についても紹介
JNAジェルネイル検定初級|筆記試験の詳細

筆記試験は実技試験の後に行われます。
15分の準備をはさみ、30分間の筆記試験が開始します。
試験内容はネイル、ジェルネイルに関する基本的な知識で、問題数は全60問です。
詳細は以下の通りです。
- 衛生と消毒
- 爪の構造(皮膚科学)
- 爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)
- ネイルケア、ジェルネイルの手順
マークシート方式で、ボールペンの使用はできません。
HBまたはBの鉛筆かシャーペン、消しゴムを用意しましょう。
筆記用具を忘れると減点になります。
JNAジェルネイル検定初級の注意点と禁止用具・失格行為

検定を受ける際の注意点と禁止用具、そして失格行為について解説します。
これらを把握せず試験に臨むと、合格率が下がるだけでなく最悪の場合、失格になってしまいます。
JNAジェルネイル検定初級の注意点
ジェルネイル検定の注意すべき点は、減点・失格事項が細かく定められていることです。
初級の試験では、減点事項20項目、失格事項21項目(コロナ感染対策中は20項目)もあります。
合否を大きく左右することになるため、試験前から対象行為を頭に入れておく必要があるでしょう。
JNAジェルネイル検定初級の禁止用具
ジェルネイル検定初級では、第1課題と第2課題それぞれで使用が認められない道具があります。
禁止されている道具は以下の通りです。
第1課題 |
|
第2課題 |
|
これらを使用すると失格になります。所持している場合は、試験会場への持参は避けましょう。
JNAジェルネイル検定初級の失格行為
前述したとおり、失格行為は21項目と厳しく設定されています。
遅刻やカンニングはもちろん、モデルの爪にポリッシュが塗っていない場合や手指への出血があった場合などの項目もあります。
これらの減点事項が3つ当てはまってしまうと失格になるため要注意です。
減点・失格行為の詳細は日本ネイリスト協会の公式HPで確認し、すべて把握しておきましょう。
ジェルネイル検定初級の対策方法

ジェルネイル検定の対策方法として、以下の3つが挙げられます。
- ネイルスクール
- 通信講座
- 独学
それぞれの特徴を把握し、どの学習方法が向いてるのか参考にしてください。
ネイルスクール
ネイルスクールは、検定試験に合格してきたプロのネイリストから直接指導を受けられます。
知識や技術はもちろん、減点や失格行為を避けるためのアドバイスも受けられるため、万全な試験対策が整えられます。
効率よく学習を進め、一発合格を目指すならネイルスクールがおすすめです。
【キャンペーン中のネイルスクール☆】東京のクチコミ評価の高いネイルスクールをご紹介◎
通信講座
通信講座はオンラインで講師からの指導が受けられます。
ネイルスクール同様、プロから学べるため正しい知識と技術を身に付けられるでしょう。
スクールに通う時間がない方におすすめです。
ネイルスクールは通学と通信講座のどっちがいい?それぞれの違いとメリット・デメリットを紹介
独学
公式テキストの「JNAテクニカルシステムベーシック」と「JNAテクニカルシステム~ジェルネイル~」を購入し、自分のペースで学習を進めます。
技術に関して、間違ったやり方で覚えてしまうというリスクは否めませんが、最も費用が抑えられる方法です。
計画性があり正しく理解できれば、独学でも合格する可能性は十分あるでしょう。
ネイリスト資格は独学でも取れる?独学のメリットやデメリット・かかる費用や道具を解説
ジェルネイル検定初級対策におすすめ!東京のネイルスクール3選

ジェルネイル検定初級の対策ができるネイルスクールを3校ご紹介します。
アフロートネイルスクール

アフロートネイルスクールは、充実した無料サポートが魅力です。
無料サポートの中には、検定に合格するまで続く検定合格保証制度があります。
また、ジェルネイル技能検定の取得に特化したコースもあるため、短期集中で資格取得が可能です。
実際の検定の試験官を経験した講師が、合格のために抑えておきたいポイントを徹底的に指導してくれます。
学習動画も用意されており、自宅や移動時間も勉強にあてられます。
検定対策コース | ジェルネイル検定初級講座 |
---|---|
授業料 | 27,500円(税込)※東京新宿校 |
回数 | 全4回(3時間×4回) |
黒崎えり子ネイルスクール

検定対策のレッスンや検定合格保証制度があり、ジェルネイル技能検定の合格率が100%のネイルスクールです。
JNA認定講師の直々の指導で、知識技術とともに正確なスキルを身につけられます。
また、過去の筆記試験の傾向を分析したスクールオリジナルの問題集を配ってくれるため筆記試験対策も万全です。
少人数制を取り入れており、個別指導を受けやすい点もうれしいポイントです。
理解を深めながら学習を進められるでしょう。
検定対策コース | JNAジェルネイル技能検定初級対策講座 |
---|---|
授業料 | 44,000円(税込)※東京新宿校 |
回数 | 全4回(12時間) |
ネイルスクールシンシア

ネイルスクールシンシアは、ジェルネイル検定初級の免除が適用されるJNA本部認定校です。
ジェルネイル検定に特化したコースをすべて受講すれば、受験することなく初級の資格を手に入れられます。
また、同時にネイリスト検定3級の内容も学べるため、一度に2つの資格を取得できるでしょう。
リスクを追うことなく確実にジェルネイル検定初級を手に入れたいのであれば、ネイルスクールシンシアがおすすめです。
検定対策コース | ジェル検定初級・ネイリスト検定3級取得コース |
---|---|
授業料 | 245,300(税込)※教材費込み |
回数 | 60時間(全20回) |
ジェルネイル検定初級を取得してスキルアップを目指そう!

ジェルネイル検定初級に一発合格するには、正しい知識と技術を習得しなくてはなりません。
ネイルスクールならプロのネイリストである講師から直接学べるため、時間とお金を無駄にすることなく最短での資格取得が叶います。
まずは、近隣のネイルスクールの無料体験に足を運んでみましょう。
通いやすさやスクールの雰囲気を確かめるためにも、積極的な参加をおすすめします。
ジェルネイル検定初級を取得し、ネイリストとしてのスキルを磨いていきましょう!
ネイルスクールの見学って何をするの?体験レッスン当日の服装や持ち物は?
東京の安いネイルスクール3選!スクール選びに役立つ5つのポイント