「ネイリストには定年があるの?」
「50代からネイリストは目指せない?」
ネイリストを目指したいけれど、自分の年代ではもう遅いのではないかと諦めていませんか?
今回は50代にネイリストがおすすめの仕事である理由や年代に適した働き方をご紹介します。
この記事を参考にして、ぜひ新しい仕事にチャレンジしてみてくださいね。
50代だけどネイリストに年齢制限はある?

ネイリストは20~30代に多い職業ではありますが、明確な年齢制限はありません。
もちろん、50代であってもネイリストを目指すことは可能です。
一度取得した資格は失うこともないため、体力がある限り働き続けることができます。
出産や育児が落ち着いてから、第二の人生としてネイル資格を取得しても良いでしょう。
最近では50代以上の年齢層でもネイルを楽しむ方が増えており、同世代のネイリストから施術を受けたいと考えるお客様もいます。
年齢はメリットにもなるため、「もう遅いのでは?」と諦める必要は全くありませんよ。
50代でネイリストを目指す人が多い6つの理由

新しい挑戦を始めたい50代の方にとって、ネイリストはおすすめの選択肢です。
以下では、50代でネイリストを目指す人が多い6つの理由をご紹介します。
定年がない
ネイリストは定年がありません。
サロンによっては定年がある場所もありますが、独立すれば年齢制限なくネイリストを続けられます。
「手に職」をつけて、自分の力で生活し続けられる点も魅力といえるでしょう。
未経験でも始めやすい
仕事でネイルを可とする企業や、ネイルに興味を持つ中高年が増えており、ネイルは注目されています。
サロンの店舗数・ネイリスト求人ともに増加傾向にあるため、未経験でも挑戦しやすい職業といえるでしょう。
なお、スクールでは就職や独立のサポートも得られるため、未経験からでもスムーズに働き始められます。
ネイリストは資格なしや未経験でもなれる!就職や開業のために必要な資格と取得のメリット・デメリットを紹介
自宅開業・独立しやすい
ネイリストは自宅での開業が目指しやすく、ほかの職業と比較すると独立のハードルが低い傾向にあります。
独立すれば自分ひとりで稼働できるため、世代の違うスタッフに気を遣う必要もありません。
新しい挑戦を始めたい人にも最適の選択肢です。
通信でネイル資格取得やサロン開業は可能?失敗しない講座の選び方
ライフスタイルに合わせて働ける
ネイリストは、正社員・契約社員・パート・業務委託などさまざまな雇用形態で働くことができます。
介護や育児で時間が限られている方はパートで時間を調整し、安定的に働きたい方は正社員で働き始めても良いでしょう。
もしくは、独立・開業をして自分のペースで働く時間を決めることもおすすめです。
施術を通して同世代と交流できる
育児・子育てが落ち着いた50代は、同世代との新たな繋がりを作りにくい傾向にあります。
ネイリストは新しい繋がりを求め、同世代との会話を楽しみたいと考えている人に最適の職業です。
お客様との会話はネイリストの仕事に含まれるため、自身も楽しみながら働ける点も魅力的でしょう。
豊富な社会経験と知識を活かせる
主に20代が多いネイリストの現場ですが、50代であれば豊富な社会経験・知識を活かして即戦力になれるでしょう。
お客様への配慮が行き届く中高年のスタッフは、サロンに1人いるとありがたい存在です。
これまでの経験は、サロン勤務や独立を目指すこともできますよ。
ネイリストの時給・年収相場はいくら?

ネイリストのお給料は、雇用形態によって異なります。
雇用形態 | お給料 |
正社員 | 年収約320万円(月収約25万円) |
契約社員 | 時給1500~2,000円 |
パート・アルバイト | 時給900~1,200円 |
50代の正社員の場合、年収はボーナスを含めておよそ320万円が目安ですが、新人の場合は下回ることもあるでしょう。
また、雇用形態を問わず地域によって金額差があります。
相場よりも高額な収入を目指したい場合は、独立開業や講師を目指すと良いでしょう。
独立すると収入のほとんどが自分の手元に残るため、給与がアップしやすい傾向にあります。
ネイリストの給料は低い?平均年収はいくら?ネイリストの収入と働き方を調査!
50代ネイリスト|向いている人

ネイリストに挑戦したいけれど、自分が向いているのか不安に思う人もいるでしょう。
ここでは、どんな人がネイリストに向いているのかについて解説します。
人と話すことが好き
お客様が希望するデザインを汲み取るためには、会話力が求められます。
楽しく会話をしてお客様がリラックスできれば、「また来たい」と思ってもらえる可能性も高いでしょう。
お客様の満足度を高められるため、日ごろから人と話すことが好きな人にとって適職といえますよ。
ネイルが好き
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、やはりネイル自体に深い関心があることが大切です。
こだわりや探求心を持つことで、どんどん技術を高められるでしょう。
技術の向上はお給料UPや顧客獲得に直結するため、働くうえで重要な項目のひとつです。
美容が好き
お客様の手を美しくするサロンスタッフは、身なりもきれいにしておくことが大切です。
ネイルをする人は皆「きれいになりたい」という気持ちをもって訪れているため、施術をするスタッフにも清潔感が求められます。
普段から美容に気を使っている人であれば、お客様からより信頼感を得られるでしょう。
ネイリストに向いている人とは?性格や特徴・働く前に知っておくべきことを紹介◎
50代ネイリスト|大変なこと

50代でネイリストを目指す場合、若い世代よりも苦労することもあります。
以下では50代ならではの大変な側面を解説するため、事前にこちらも把握しておきましょう。
体力の維持
50代は若い世代よりも体力が落ちるため、ハードなサロンワークをつらく感じることもあるでしょう。
人気のサロンは常にお客様が訪れるため、休憩もままならない日もしばしばあります。
また、神経を使う繊細なネイルアートは、視力が低下する50代においては疲れを感じる作業です。
細かいパーツの取り扱いや繊細なイラストを描くことを難しく感じる人もいるでしょう。
こうした側面から、50代でネイリストを目指す場合は体力の維持が求められる点は把握しておきましょう。
自分より年齢が下のネイリストが多い
サロンに勤める場合、自分より年下の上司に戸惑うこともあるでしょう。
人間関係で悩んだり、ストレスを感じたりする可能性もゼロではありません。
ただし、中高年層をターゲットにしたネイルサロンはネイリストの年齢層も高い傾向にあります。
不安な方は同世代を中心としたサロン求人を探すと良いでしょう。
50代ネイリストの働き方

ネイリストは、さまざまな場所で働くことが可能です。
自分に合った働き方を見つけるために、以下をチェックしてみてください。
ネイルサロンで働く
新人の場合、まずはネイルサロンで働くことがおすすめです。
サロンでの立ち回りや流れを一通り実践できるため、キャリア形成にも繋がります。
ただし、ほかのスタッフが自分よりも年下で接しづらいと感じる場合は、人間関係も考慮しながら就職先を探すと良いでしょう。
サロンワークとは?ネイリストの業務内容と意識すべき大切なこと
出張ネイリスト
出張ネイリストは独立して働く方法のひとつです。
妊娠中や育児中の女性から需要が高いため、育児経験のある50代女性に対応してもらえるとお客様も安心できるでしょう。
ただし、荷物が多く体力面では注意が必要です。
出張ネイリストってどんな働き方?平均収入やメリット・デメリットを解説
自宅開業・独立
人生経験豊富な50代であれば、スクール卒業後すぐに開業を目指しても良いでしょう。
自宅開業であれば場所代も不要で、移動の手間が省ける点もメリットです。
自分の私生活を大切にしながら働きたい人は、ぜひ検討してみてください。
通信でネイル資格取得やサロン開業は可能?失敗しない講座の選び方
ネイルチップの販売
お小遣い稼ぎ程度におさえて働きたい場合は、ネイルチップ販売を視野にいれてみましょう。
ネイルチップ販売ならSNSやフリマサイトを通して販売でき、自分のペースで製作可能です。
対面接客も不要なため、会話力に自信がない人にもおすすめですよ。
趣味ネイルを上達させたい人必見!ネイルスクールのメリットや選び方・おすすめのスクールを紹介
50代からネイリストになるには

ネイリストを目指すためには、まず何をすれば良いかわからない方もいるでしょう。
こちらでは50代からネイリストを目指すための方法をご紹介します。
ネイルスクールに入学
時間をかけず最短でネイリストを目指すためには、ネイルスクールの入学が近道です。
ネイリストはお客様の身体の一部を取り扱う職業です。
衛生面・安全面に関する正しい知識を得るためにも、プロから指導を受けておきましょう。
独学で学ぶ方法もありますが、繊細な技術の修得は限界があります。
最近ではオンラインスクールも増加しているため、自宅近くにスクールがない人は通信講座を検討すると良いでしょう。
ネイルスクールは通学と通信講座のどっちがいい?それぞれの違いとメリット・デメリットを紹介
【2024年最新】ネイル資格の通信講座おすすめランキング10選!失敗しない選び方や取得すべき資格とは
ネイル資格取得
お客様から信頼を得るためには、ネイル資格を取得しておきましょう。
厳密に言うと、ネイリストに資格は必須ではありません。
しかし、一般的にはJNECネイリスト技能検定2級及びJNAジェルネイル技能検定中級を目安に取得しておくことが望ましいとされています。
本格的にネイリストを目指すのであれば、まずは上記2つの資格取得を目指すと良いでしょう。
ネイリスト検定2級とは?取得すると就職率が上がる!合格率や手順を解説
ジェルネイル検定中級を取得するメリットって?難易度と合格率についても紹介
50代ネイリスト|ネイルスクールの選び方

ネイルスクールを検討する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- JNA認定校であるか
- 講師のレベル・対応力の高さ
- 予算に見合った金額のコースが展開されているか
- 自宅から通えるのか(もしくは通信講座があるのか)
- 50代の学生はいるのか(もしくは過去に在籍はあるのか)
- 独立・開業のサポートが充実しているのか
確実な技術力を得るためには、JNA認定校を前提条件として選んでください。
独立・開業を目標としている場合は、サポート体制が充実しているスクールを選ぶことも重要です。
また、50代の学生の在籍歴があるスクールのほうが、安心して通うことができるでしょう。
実際にスクールを見学して、講師やスタッフの対応を見て検討することがおすすめです。
50代ネイリストにおすすめのネイルスクール

具体的にどんなスクールを選ぶべきか悩む方もいるでしょう。
特におすすめの3つのスクールをご紹介します。
ネイルスクールシンシア

東京新宿のネイルスクール シンシアは、上記でご紹介したおすすめ条件をすべて満たしたネイルスクールです。
数々のコンペティション受賞歴のある講師陣はレベルが高く、確かな技術を学びたい方も満足できる授業を行っています。
遠方者向けのオンライン講座を開講している点にも注目です。
ミドル層の学生も通学しており、50代でネイル初心者だった学生が独立・開業をした実績もあります。
「自分にもできるのか不安…」と感じている方も丁寧な指導が期待できるでしょう。
アフロートネイルスクール

アフロートネイルスクールはコースが充実しており、目的に応じて必要な知識・技術を学べる学校です。
ホームサロン開業サポートも充実しており、初めてのネイル、独立・開業でも安心して頼れるでしょう。
全国に22か所のスクールを展開しているため、実際に通学して学びたい方にもおすすめのスクールですよ。
ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーは、ジャンルを問わずさまざまな学び・通信講座を提供するスクールです。
ネイリストの育成にも力をいれており、オンラインだけでなく実際の校舎で学ぶこともできます。
2024年秋現在はネイルサロン開業講座を新たに設置しているため、オンラインで開業について学びたい方にもおすすめです。
50代でもネイリストを目指せる!年代を気にせず新たなチャレンジを

ネイリストを目指すにあたり、年齢制限はありません。
体力勝負な仕事ではありますが、働き方を工夫すれば自分のペースで働くことも可能です。
私生活との両立を目指せる仕事のため、第二の人生としてネイリストを検討してみてはいかがでしょうか?
ネイルスクールでは、無料体験が随時開催されています。
自分が本当にネイリストを目指せるのか、開業できるのか悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
失敗しないネイルスクールの選び方!ネイルスクール選びの基準を徹底解説◎
東京都内の人気ネイルスクールおすすめ10選!選び方や目的別のコースを紹介